なんだかとっても苦しいですが


発酵とか腐敗とか言われる現象って、結局人間が
勝手に「これは利用できるから発酵」「これは利用できない
毒発生させてるから腐敗」と勝手にいってるだけで
微生物の側からしたら「勝手に言ってろカスが」って
感じだろう。微生物に感情は多分ないけど。

大体酒なんか醸造する時のこと考えると、乳酸菌とか入ったら
アウトなこと多いわけなんだが、ヤクルトに乳酸菌が入って
なかったらそれもアウト
だろう。

まぁこんなことがたがたいってるけど、もともとは生命は皆
酸素呼吸なんてしてなかったわけで。

太古の地球には酸素なんてもんはなかった。
その代わり栄養は結構たくさんあった。

そういう時代には発酵やら腐敗で生命はエネルギーを得ていた。
酸素なんてなくってもやっていける。
だいたい酸素なんて彼らにとっちゃ毒なんだから。

ある意味その時代の生物は幸せだったかも知れぬ。
栄養はたくさんある。他の生物に食われることもない。
毒である酸素もない。

ま、たまーに運の悪い奴が天変地異で死ぬかもしれないが、
それでも日常的には平和な時代だったと思うぞ。
そんな時代が10億年以上続いたろうか?

悲劇が始まる。

地球上に存在していた有機物が枯渇し始めたのだ。
食い物がなければ死んでしまうのは生命の基本だ。

そこで膨大な太陽エネルギーを用いて有機物を生産する生命が
出現するが、発生する酸素は猛毒
また、その有機物を狙って他の生命が襲い掛かる。
食物連鎖、食うか食われるかの時代が始まってしまう。

地球上の有機物が有限である以上、必然的に生存競争は起こる。
そうして生存競争に負けたものは滅んでいった。

発酵やら腐敗やらというのも、ある意味生存競争に関係するかも
しれない。残りかすをどう使うかという話もあるだろうし。
微生物にとっちゃ発酵してできた物も腐敗によって出来たものも
どっちもウンコ。ウンコ使ってるのか俺ら。
ウンコといわれようがそれも利用できるんだからいいじゃないか。

発酵や腐敗によって生まれるものには基本的に酸素は絡まない。
酸素からむ場合エネルギーをたくさん取り出せるのはいいが、
最終産物は水とか二酸化炭素になってしまう。
ある意味燃やすのと一緒。

物は考えようで、燃やすなんて反応が生体にいいわけがない。
反応が急激過ぎるんだよ。エネルギーで過ぎるんだよ。
カタラーゼもいっぱいいるっての。

酸素を使わない生命は酸素で体壊すことはない。
残念ながら生物としての人間は酸素必要だし、脳なんか10分
酸素行き渡らなければアウトなんで体壊すのは仕方ない。

発酵して生きていけたなら、争うこともなく酸素に脅かされずに
生きていけただろう。
その代わり喜びも悲しみもないだろうけど

喜びも悲しみも人間や動物の活動も、酸素と有機物が結びつく
ことで発生するエネルギーが全ての源である。
となると何がいいのか悪いのかなんざさっぱりわかりません。

苦しくったって〜 悲しくったって〜 
酸素がなければ 死んじゃうの〜♪

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